システム・オブ・ア・ダウン(System of a Down)のボーカル、サージ・タンキアン(Serj Tankian)のドキュメンタリー映画「Truth To Power」の詳細が明らかになった。
この映画はサージの30年以上に渡る音楽と政治活動が交差した激動の半生を描いたもので、2021年2月19日に公開予定だ。
この映画ではサージのインタビューはもちろん、システム・オブ・ア・ダウンの他のバンドメンバーや、友人であるレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリスト、トム・モレロや、プロデューサー、リック・ルービン等にもインタビューを行っているという。
2018年のローリング・ストーン誌でのインタビューで、サージはこのドキュメントについて「アートを通してメッセージがどの様に現実になるのか、私の目を通して見ている。」「どの様にしてメッセージが実現するのか?音楽が世界を変えられるのか?と問うている」と語った。
サージやそのバンド、システム・オブ・ア・ダウンが政治活動に取り組んでいることは有名だ。
システム・オブ・ア・ダウンが今年の11月、15年ぶりに新曲「Protect The Land」と「Genocidal Humanoidz」の2曲を発表し、寄付を募ったのもその一環だろう。
集められた寄付金は、ナゴルノ・カラバフ紛争によって被害を受けたアルツァフ共和国の人々を支援する目的で使われ、 最終的には600,000ドルもの寄付金が集まった。
・「Truth to Power」予告編
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