ナポレオンのペニスにまつわる秘話。オークションで売買された?現在も保管されている?

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フランスの皇帝ナポレオンの男性器が切り取られ、現在も保管されているという噂をご存じだろうか?
男性器が切り取られ現在まで保管されている歴史上の人物と言えばロシアの怪僧ラスプーチンが有名だが、実はナポレオンにもその様な噂が存在する。

ナポレオンはワーテルローの戦いで大敗を喫し、帝位を奪われ、晩年は孤島セントヘレナ島で幽閉された生活を送り、そこでその生涯を閉じた。
その際、検死を行った医師Francesco Autommarchiが、おそらく好奇心からだろうか、ナポレオンのあそこを切り取ってしまったのだ。その後、その医師はそれを、ナポレオンの臨終の秘跡を行った牧師に渡した。その牧師はそれをコルシカ島に持ち込み、その後、1916年、イギリスのコレクターの手元に渡った。

Credit:wikipedia

(図)ナポレオンの遺影。1826年作

その後、1927年、ニューヨークの博物館で展示された。その現物を見た記者たちは、その見た目を「干からびたウナギ」、「使い古された皮の靴ひもの断片」などと形容した。むき出しの状態で保管されいたため、カラカラに干からびてしまっていたのだろう。
1977年、アメリカの泌尿器科学の教授John J. Lattimerがオークションにて3000ドル(現在の為替相場で約32万円)で落札した。彼はそれを自分のベッドの下にしまい、誰にも見せようとしなかった。
2007年に彼は亡くなり、所有者は娘に移った。そして現在(2020年)に至るまで、それは彼女の手元にあるとされている。
ちなみに、これまで一度もその現物の写真や映像が撮られたことは無い。
また、それが本当にナポレオンの物かどうかは定かではない。贋物である可能性もあるが、先述の教授Lattimerがx線検査をしたところ、それが”誰かのペニス”であることは間違いないという。

Credit:wikipedia

(図)ナポレオンの墓

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